フランス&ドイツ旅行 3日目


バンクーバーオリンピックのフィギュアスケート・エキシビジョンをテレビで見ました。
素敵でした。
ソロでの演技もいいですが、アイスダンスはとても好きです。
ジャンプのようなアクロバティックな技はないのけど、息の合ったステップがすごく素敵で。
今日は小雨が降っていて、ちょっと風も強いです。
ホテルのあるリール=ユーロップ駅から徒歩でリール=フランドル駅方面へ。
オペラ座、商工会議所などあちこちを見て回りました。
$フィンランド暮らしの嫁日記-グロテスクなチューリップ
このチューリップ、雑誌だったか機内誌だったか見たことがあるんです。
日本人の方が作った作品だとか。
リール=ユーロップ駅から地下鉄への連絡通路に素敵な壁画があったのですが、そこにいたおじさんが「撮影しちゃダメ!」と指摘されました。
なので、もしリールに行ったら是非見て欲しいです。
パステル調でやさしいタッチで描かれた街並みが本当に素敵でした。
$フィンランド暮らしの嫁日記-リール=フランドル駅
リール=フランドル駅です。
この駅にもTGVが停車するので、チケットを買う時は注意が必要です。
$フィンランド暮らしの嫁日記-オペラ座
オペラ座です。奥に見える時計塔は商工会議所の建物です。
$フィンランド暮らしの嫁日記-商工会議所と街並み
$フィンランド暮らしの嫁日記-証券取引所?
PAULでパンを買いました。
フランス語はまったく話せないし読めませんが、フランス洋菓子店でバイトしていたからパン屋さんで書いてある商品名くらいは読んで理解することができました。
5個買って5ユーロ!
とっても安くて、とってもおいしい!もっと買えばよかったかも。
ホテルに戻って預けてある荷物をピックアップしてリール=ユーロップ駅へ。
ベルギーのブリュッセルで乗り換えてドイツのケルンに向かうはずだったのですが、乗るはずのTGVが1時間遅れ!
天気が悪いせいなのか、長距離列車の多くに遅れが出ているみたいです。
しかも駅のアナウンスで、ベルギーで先週起きた列車正面衝突事故の復旧作業の影響で到着が遅れるかもしれないとのこと。
とりあえず、チケットオフィスでスタンプを押してもらいました。
先に出発するユーロスターに乗ってよいということなので、そちらに乗りました。
$フィンランド暮らしの嫁日記-ユーロスター
$フィンランド暮らしの嫁日記-ユーロスターの車内
ユーロスターのファーストクラスの車内です。
リール=ユーロップ駅ではロンドン行きのユーロスターも出ていて、ホームに行くためにはパスポートコントロールを通過しなくてはいけません。
列車で国境越えか………って、わたしたちもこれからベルギー、ドイツと移動するんだけど。
ユーロスターは快適であったのだけど、ブリュッセルでの乗り換えが不安でいっぱい。
乗っている間は風景を楽しんではいたけど、ずっと雨が降っていたし、不安もあって、心から楽しめなかったかもしれません。
素敵な田園風景だったんです。
ブリュッセルの手前で列車事故の現場を通過しました。
車両の残骸は台車に乗せてあって、壊れた車両は別の線路に移動されていました。
なんとかブリュッセルMIDI駅に到着。
駅は近代的で、東京や池袋、新宿、横浜のような雰囲気でした。
ケルン行きのタリスを窓口で確認して、いざ乗車。
列車は16時28分の定刻どおりに発車。
$フィンランド暮らしの嫁日記-タリス
カッコイイ電車!
九州新幹線つばめを思い出させます。
持っているチケットはセカンドクラスだったので、(セカンドクラスの)どの車両のどの席でも良いと言われました。
けれど、予約してある人が来たら立ち退かなくてはいけないから、列車が駅に止まる度にドキドキ。
$フィンランド暮らしの嫁日記-タリスの車内
WiFiを完備しているんだけど、セカンドクラス(2等車)はお金を払わないと使えないとのこと。
ユーロスターも同じで夫が試していたけど、繋がりにくかったみたいで、腹を立てていました。
ベルギーのリエージュ(Liège)で丘の下に広がる街並みに感動。
今度行ってみたいなぁ。
リエージュを発車してしばらくしたら、列車が急に減速。
そして、駅でもない場所で停車。
しばらくしてアナウンス。
オランダ語(?)、フランス語、ドイツ語、英語の順。
列車に技術的な問題が起きて停車しているとのこと。
Voi ei!!!!
なんかつきまくっている私たち。
列車は15分ほどで発車。ほっ!
次に停車したドイツのアーヘン(Aachen)で長時間停車。
「どうしたんだろう」と思ったら、今度はひどい天候で列車が運転を見合わせているとのことでした。
結局40分ほどして発車。
タイムテーブルがぐしゃぐしゃになっているのか、アーヘンを出発するころには満席になりました。
$フィンランド暮らしの嫁日記-ケルンHBF駅
なんとかケルンに到着しました。
ケルンの駅は大勢の人でごった返していました。
3時間遅れでホテルにチェックイン。
ホテルのテレビを見て、無事にケルンに到着できたのはとてもラッキーだったと知りました。
だって、今回の暴風雨をもたらしたのは「Xynthia(シンシア)」というハリケーンで(季節はずれ?)、フランス西部では死者も出ているし、ドイツでも木が倒れて道をふさいだり、フランクフルト国際空港は閉鎖されたり………
そのXynthiaと共に西から東へ移動していたわけで………
ニュース:欧州で暴風雨、50人超死亡フランス西部を直撃
すっかり移動で疲れてしまったので、ホテルのベッドで休むことにしました。
ホテルひどい、というか、ペンションかユースホステルのような感じ。
朝食付きで二人合わせて115ユーロだからね。
Kocharena という番組を見ました。
与えられたテーマで15分で調理して3人の審査員がジャッジするというもの。
日本でもありましたね、こういう料理対決番組。
偶然、のりまき対決だったのですが、とてもひどかったです。
美意識がなってない!
しかも実食する審査員の食べ方もひどいわ!
箸でのり巻きの中心部の具をつついて食べて……
これが海外におけるトレンドでおしゃれという日本料理の現状なのでしょうか………
YouTubeに別の放送日の動画があったのでどうぞ。

明日は、ケルンを観光して、フランクフルト・アム・マインへ移動します。