フィンランドに行くなら何月がいい?(1月から6月)


Moi! こんにちは。
Naomiです。

 

週1回、オンラインでフィンランド語を習っていると、夏にフィンランドを旅行した話を聞いたり、今の時期はどんな天気なのかを話したりしていると、わたしの場合、いつフィンランドに行きたいか、考えます。

 

フィンランドは日本と同じく南北に長いので、南にある首都ヘルシンキと北極圏のラップランド・ロヴァニアエミとでは、気候も違うし、季節の移り変わる時期も異なります。
ということで、ヘルシンキの設定でいつ行きたいか、考えてみます。

 

1月

昼は短く、夜は長い。寒い、寒い。。。
でも、建物の中は暖かいです。室温20℃くらいあります。(バスルームも暖かいから日本より快適)
足元の防寒と滑り止め対策をしっかりしていれば、外を歩くのも平気です。

夜が長いので、イルミネーションを楽しむ時間が増えます。
観光客は多くないので、じっくり観光したり、お茶したり、買い物したりできます。
冬のセールもあるから買い物したいなぁ。
雪が降った翌日の朝、快晴になると、とても美しい景色に出会える可能性があります。

 

2月

1月より寒い日が多いかな。
大雪が降ることは少ないけど、-20℃になる朝もあります。
郊外に行くと、空気中の水蒸気が凍るダイヤモンドダストを見ることができるかも。
まつげが凍ったり、鼻の中がピキピキ凍ったりする感覚を体験したい!

あとは、カフェやスーパーマーケットで、ルーネベリタルト(Runebergintorttu)やラスキアイスプッラ(セムラ、Laskiaispulla)が並ぶので、それを食べたい。

 

3月

前半と後半でまったく違う景色。
前半は冬、後半は冬の終わりから春という感じ。
冬の終わりだと、降っても雨になることが多く、雪解けがすすみ、道路はビシャビシャで歩きづらい。
しかも、冬の間にまかれた砂利で歩きづらい。(スーツケースも転がしづらい)

ちょっとやっかいな時期ですが、雄壮な景色に出会えるかも。
スオメンリンナに渡る船が流氷の間を進んだり、氷の残る湾内に雪解け水がゴーっと流れ込み、厚い氷を動かしたり、わくわくします。

春分や復活祭があるので、春の気分をちょっぴり味わえる。

 

4月

春の始まり。
街中の雪はほとんどなくなりますが、時々、雪が降って冬に戻る日もある。
暦の上では春だけど、日本人からしたら冬かも。
乾燥した日が続くと、土埃が舞うこともしばしば。

4月30日はメーデー前夜祭(Vappuaatto)でお祭り騒ぎになるので注意が必要。

復活祭やメーデーの前後日で人の流れは多くなるけれど、観光客は多くないから、のんびりゆったりできそう。

 

5月

秋の紅葉の時期と同じくらい好きな月!
美しい花と新緑の季節。
暗い樹皮が目立つ森の散歩道を行くと、アネモネに似た白い花の群生に感動。
日本ではヤブイチゲ、ウッドアネモネなど呼ばれるのですが、わたしはValkovuokko(ヴァルコヴオッコ)の呼び名が好き。
そして、もう少し暖かくると、白樺のやわらかな黄緑色の新葉が澄んだ水色の空に映えて美しいこと。

シラカバ花粉のアレルギーがある方にはツラい季節ですが、春の暖かさと美しい色に元気をもらいたい。

レンタル自転車で街中を走るのも気持ちいい。
天気が良くて暖かいと、公園や砂浜で日光浴している方々もいる。

 

6月

5月から9月までは日本を脱出して、ヘルシンキ周辺で過ごしたい!
6月初めに卒業式があって、夏の長い休暇が始まり、街ではイベントが増えてくる。
観光客も増えてくる。

昼の時間が長くなるから、朝早くから暗くなるまで楽しめます。

カラっとしていて、晴れの日も多い。
雨が降ると寒い。。。

夏至祭に合わせて、市場や屋外マーケットで野菜や果物を買って調理したい。
自分で作るなら、いちごのフレッシュタルトは必須!
あちこちのカフェや屋外マーケットのカフェで、プッラかケーキとたっぷりミルクのコーヒーでお茶したい。

 

1月から6月までのヘルシンキはこんな感じかな。
寒いの平気、雪のある冬は大好きな人間なので、冬のフィンランドも好きです。
スケートやスキー(アルペンスキーもクロスカントリースキーもどちらもOK)を楽しめる場所が多いのも魅力的。
氷や雪に慣れてない人には暮らしづらい、過ごしづらい場所なのかな、と思います。

次は7月から12月です。

Moi moi 😀