Moi! こんにちは。
Naomiです。
福岡県立美術館で開催されている企画展「ムーミンコミックス展」に行ってきました。
イギリスの「イブニング・ニューズ」誌で1954年から1975年まで掲載されていたマンガ原画やスケッチが展示されています。
わたしはあまりムーミンや物語に詳しくありませんが、トーベが描いていた頃の話は、挿絵のような雰囲気があったけれど、弟のラルスが描いた話では漫画の要素が現れていて、興味深かったです。
そして、新聞に掲載された全73話の最初のコマは必ず「ムーミンのおしり」が描かれているということを初めて知りました。
「なぜ、おしり???」
最初のコマだけを集めたパネルがあったのですが、そのパネルは図録には入ってなかったのです。
もったいない。
12話から14話あたりで、登場人物で見た目が人間っぽいキャラクターが増えてくるのですが、ストーリーやキャラに行き詰まりがあったのでしょうか、やはり。
ムーミンとその家族のキャラの印象が薄まっていた気がします。
ラルスが引き継いでからは、再び、ムーミンと家族、その仲間が中心になって、ストーリーが進んでいきます。
印刷に使われた貴重な原版が何枚か展示されていました。
ありがたや。
原画から原版がどうやって作られたのか、知りたいのに、その情報がない。。。残念。
貴重な原画や鉛筆で描かれたスケッチを見ることができ、とても良かったです。
スケッチでは、キャラクターの線が描き直された箇所がよくわかりました。ムーミンたちの鼻やおなかのラインは多くが描き直されていました。絶妙なカーブはこうして生まれたのですね。
Moi moi 😀