Moi!
こんにちは。Naomiです。
NHK『あさイチ』で「サウナDE温活」という特集があり、フィンランド大使館への取材もあるというので、録画して見ました。
これまでは、日本でサウナと言えば、ドライサウナが主流で、スチームサウナやミストサウナが増えてきたのは嬉しいですね。
フィンランドでアパートで暮らしていたときは、週1回のサウナの日(アパートの各戸ごとに使う曜日と時間が割り当てられている)がとても楽しみでした。
脱衣所もシャワールームが広いというのもあったし、サウナと水シャワーを3〜4回繰り返すと、体がほかほかで肌もきれいになって、気持ちよかったです。
ですが、日本のスチームサウナはフィンランドとは違うぞ!!
自分でかけるのではなく、スタッフがあつあつのストーンにアロマ水をかけて、さらにタオルをぶんぶん回すなんて、ありえません!!
ましてやそれを「ロウリュ」(löyly)と呼ぶなぁ!!
löylyはスチームとか蒸気とかいう意味で、石に水をかけると発生するから「妖精」「守り神」ととらえるとか。(間違ってたらゴメンナサイ)
フィンランド人が見たら、「ハハハ、おもしろいね」と乾いた笑いが返ってきそうですw
くれぐれも、フィンランドに行って、タオルばっさばさ、うちわでバタバタしないように。。。
なんか、エンターテイメントになっちゃっているし、スチームサウナの使い方を知らない人が多いから、こんなふうになっているのかな、と思いました。
いろいろなサイトを調べていたら、興味深い記事を見つけました。
日本のスチームサウナはドイツの「aufguss(アウフグース)」に近いのだとか。
そういえば、フランクフルトに行ったときに、サウナの広告を見かけました。
「ロウリュ」のほうが響きがいいし(いや、でも発音しにくいぞ・・・)、サウナはフィンランド語が語源だから、ちょうどよかったのかも。
アロマ水は、個人のお宅にあるサウナでは使っているかもしれません。
お店では、サウナグッズのコーナーにアロマオイルが置いてあったので。
いずれにせよ、フィンランドではサウナは神聖な場所だし、家を建てるときには、まずサウナ小屋から建てて、その後母屋なのはいまも変わらないようです。
そうそう、お友達同士でサウナを使うときは、「水かけていい?」と声をかけてストーンに水をかけたり、世間話をしたりしながら、ゆったりのんびり楽しみました。
昔ながらの、薪ストーブのサウナはチリチリする感じが少なくて、気持ちがよかったです。
フィンランド、久しぶりに行きたいです。
Moi moi 😀