フィンランドの暮らしは大変ですか?(その1)


どの土地に行っても大変なことはつきまとうものです。
大変なことと、楽しいことは半分ずつあると思って暮らしています。
フィンランドの暮らしで非常に大変だと感じたことをまとめておきます。
1)言葉の壁
中心街では英語が通じるので、話してコミュニケーションをとるのには苦労しません。
しかし、中には、英語が話せない人もいます。
私のアパートの掲示板はすべてフィンランド語です。
スーパーマーケットや電気屋さん、IKEAに陳列されている商品の表記は90%以上がフィンランド語です。
何がなんだかわかりません。
というわけで、ちょっとでもフィンランド語を使えるようにすることが必要です。
2)日本と同じくらいの物価
付加価値税(日本で言う消費税)の税率がとても高いため、日本と同じくらいの物価です。
暮らしていて「高い」と感じているのは、外食です。
ランチはヘルシンキであれば、最低7ユーロ(1,000円くらい)です。
日本では「安い」とされているマクドナルドですら、セットを注文するとそれくらいします。
逆に「いいなニコニコ」と感じるのは、

1)交通費が安い

Travel Card(トラベルカード)という、日本で言う定期券みたいなものを購入すれば、バス、トラム、地下鉄、VR(フィンランド鉄道)が乗り放題です。
ヘルシンキ市内だけであれば、1ヶ月で40ユーロくらい(5,500円くらい)で何回でも乗り降りできます。
2)自転車道が整備されている
自転車に乗って走るのが大好きな私には最適な環境です。

3)教育費が安い!

今、フィンランド語教室に通っていますが、週2回通って3ヶ月で60ユーロ(8,000円くらい)です。
もっと安いコースもあります。
外国人留学生の大学授業料は現在のところ無料です。
雪と氷の季節になって大変なことがが出てきたら、追記いたします。