世界ふれあい街歩き


NHK総合で放送された「世界ふれあい街歩き」ヘルシンキ~フィンランド~を見ました。(インターネットのおかげです)
かもめ食堂でもなく、ガイドブックにある観光名所でもなく、ふつうのヘルシンキが映っていました。

スタート地点は、Sokos Helsinki 前のLasipalatsi(ラシパラツィ)から。
ヘルシンキ中央駅(Helsinki Rautatieasema)のホームへ。
ヨーロッパを電車で旅行したことのある方ならわかると思いますが、改札はありません。
ふつうに通りを歩いていたら、いつの間にか電車のホームということはよくあります。
ヘルシンキの場合、地下鉄(Metro)も改札がないから、「こんなにゆるくていいのか?」と心配になります。(罰金は高いですけど)

中央駅からエスプラナディ(Esplanadi)の大通りへ南下。
マーケット広場(Kauppatori)に向かうのかと思ったら、なんとエスプラナディを横切ってKorkeavuorenkatu(コルケアヴオレンカトゥ)へ。
坂の一番高いところにあるエロッタヤ消防署(Erottajan paloasema)へ。
あまり知られてはいませんが、ここの消防署の建物は立派で素敵です。
「あら、大学かしら?」と思います。

Wikipedia: Erottajan paloasema (フィンランド語ですが、写真あります)

そのまま南下して、アパートが並ぶ住宅街を抜けると、海に出ます。
この海岸通りは何度か自転車で通っていますが、気持ちのよい場所です。
座ってヨットを眺めていると時間の過ぎるのを忘れてしまいます。

そして、出てきたのがマット洗い場(mattopesulaituri)ですよ。
ヘルシンキ市内にはいくつかこのような場所があります。
放送に登場したのは、Merisataman mattopesulaituri(メリサタマ・マット洗い場)だと思います。
カフェ・ウルスラ(Cafe Ursula)でおなじみのカイヴォプイスト(Kaivopuisto)の近くです。
この近くにいいカフェがあるんです。

私が訪ねたことのあるマット洗い場ですが、

Merisataman mattopesulaituri (osoite: Kaivopuistonranta)
Munkkiniemen mattopesulaituri (osoite: Laajalahden Valkama)
Katajanokan mattopesulaituri (osoite: Katajanokanranta)

です。

そのまま海岸沿いを歩いて、エスプラナディやマーケット広場は特に取り上げず、ヘルシンキ大聖堂へ。

そして、次に登場するのがハカニエミ(Hakaniemi)の近くのカッリオ(Kallio)地区。
石造りのカッリオ教会(Kallionkirkko)があるので、建築に興味のある方なら来ることはあっても、観光客にとってはマイナーな場所。
お会いしたことのある女性が出ていました、多分。

最後はハカニエミの近く Eläintarhantie(エラインタルハンティエ)沿いで終了。
あそこはいい場所ですよ。
いいカフェがあるんです。

線路を越えたら Töölönlahti(トーロ湾)です。
スオメンリンナの紹介がされていましたね。
トラベルカードでスオメンリンナ行きの船にも乗れるので気軽に行けます。
学生帽(ylioppilakki)の話。

あの帽子が活躍するのは4月30日のメーデー前日です!
ヘルシンキの街がカオスと化します。

一番興味深かったのが、トラムのポイント切替!
あれは、運転手さんが運転席のスイッチで操作していたのですね。
だから、運転手さんは自分の行きたい方に行くことができるんです。
もっと知りたい、トラムのこと。

フィンランド語の挨拶は「モイ」や「モイモイ」が日本では知れ渡っていて(Axis Powers ヘタリアの影響かな?)、ビデオでも「モイ」が聞けるのを期待していた方もいるようですね。
「モイ」は、親しい方同士で使ったり、カジュアルな感じで使いますね。
「モイモイ」は「バイバーイ(さようなら)」なのでご注意を。
なので、街の方たちは「Huomenta」(フオメンタ、おはよう)や「Päivä」(パイヴァ、こんにちは)を使ってますね。

No niin, moi moi!