欧州視察2日目:世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)


ヴィエリチカ岩塩坑(Wieliczka Salt Mine)のツアーは現地手配しました。
アグネスカが事前にパンフレットを用意してくれてて、1人100PLN(約3000円)で行けるので、前日にcracow city toursのオフィスで申し込みました。
アグネスカに、古くからある塩の鉱山で、岩塩でできた彫像があると教えてもらいました。
日本では見られないものだから、是非見ておきたいと思いました。
Wikipedia : ヴィエリチカ岩塩坑
大型バスに乗って、約1時間ほどでヴィエリチカ岩塩坑に到着。
暑さと人の多さに驚きました。
こんなにメジャーな場所だったの!?
日本人グループもいましたよ。
フィンランド暮らしの嫁日記-ヴィエリチカ岩塩坑
このガイドツアーはすべて英語。
わからなかったり聞き取れない表現はあるものの、ツアーガイドのお兄さんのジョークがおもしろい!
この岩塩坑では、今も塩を採掘してて、廃坑になってないものとしては世界最古なんだって。
今は、観光に力を入れるようになって、スタッフはガイドさんの方が多いらしい。
塩を採掘した後、再結晶化して表面に白く付着することがあるそうです。
床にライトをあてると、透き通る部分があって、それが塩の結晶だとわかります。
昔は塩は貴重品で、同じ重さの銀と同等の価値だったそうです。
塩で財産を築けるなんてステキ!
フィンランド暮らしの嫁日記-岩塩の彫像
フィンランド暮らしの嫁日記-岩塩の彫像
坑道の中は、ガイドさんがいなかったら絶対に迷子になるほど入り組んでいます。
その所々に岩塩の彫像がありました。
彫像がある床も壁も天井も岩塩ですよ。
いくつもの坑道を通って、階段をおりて到着したのがココ!
フィンランド暮らしの嫁日記-礼拝堂
床も天井も壁もシャンデリアも「塩」でできた礼拝堂。
フィンランド暮らしの嫁日記-シャンデリア
シャンデリアの装飾は塩のクリスタル(結晶)です。
フィンランド暮らしの嫁日記-レリーフ
フィンランド暮らしの嫁日記-レリーフ
壁に彫られたレリーフももちろん素材は岩塩。
フィンランド暮らしの嫁日記-ヨハネ・パウロ2世
教皇ヨハネ・パウロ2世もここを訪れたそうです。
フィンランド暮らしの嫁日記-地底湖
坑道内部は岩塩ばかりではなく、湖もあります。
「指輪物語」の著者J.R.R.トールキンもヴィエリチカ岩塩坑を訪れていたそうです。
そういえば、モリアの坑道をイメージさせますね。
フィンランド暮らしの嫁日記-最初の世界遺産
1978年、最初に登録された12のユネスコ世界遺産のうち、2つはポーランドで、その2つというのがこのヴィエリチカ岩塩坑とクラクフ旧市街の歴史地区なのです。
それを記したレリーフです。
最後はエレベーターで一気に地上に上がって、ツアーは終了。
坑道内部は気温14~15度くらいなので、夏は長袖を1枚持って行くほうがいいですね。
それから、たくさん歩くので、歩きやすい靴がおすすめです。
少しばかりおみやげを買って、クラクフへ。
約5時間のバスツアーはおしまい。