Taikaを金継ぎしてみました


Moi!
こんにちは。Naomiです。

iittala(イーッタラ)の食器や調理道具はいろいろ持っていますが、お気に入りの器のひとつがTaika(タイカ)のボウル。

taika(タイカ)はフィンランド語で「魔法」のこと。
この器を見ていると、鳥や樹木がおとぎ話の国のようで、見飽きないです。

白色と青色を持っているのですが、洗っているときに不注意で青色の方の縁が欠けてしまいました。
破片も拾っていたから、磁器用の接着剤でくっつけることはできますが、人工的につくられた接着剤のため、食器としては使えなくなります。
接着剤には、体内に取り入れたくないものが含まれていますから。

食器として使うためには、天然の成分で、口に触れても安心なもので修理しなくてはならない、ということで「金継ぎ」でやることにしました。
お友だちが金継ぎを習って、大鉢や急須の蓋を直してもらったことはあるのですが、今回は自分でやってみることにしました。

東急ハンズで売っていた「金継ぎセット」を購入しました。(8,000円くらい)
あとで知ったのですが、「うるし」にもいろいろあるとのこと。
「本漆」であれば食器として使えるのですが、乾燥時間が短くなる「新うるし」「合成うるし」などは食器用には適さないとのこと。
漆がなくなってから買うときは、注意しないといけませんね。

キットの中には道具・材料・しおりがすべて入っていたし、Webサイトも参考しながらコツコツと進めていきました。
作業を数時間やっては、2週間や5日間は乾燥させるという感じでした。
漆を乾燥させるには、適度な湿度が必要とのことだったので、大きなタッパーにキッチンペーパーを敷いて、軽く水をスプレーで吹きかけて、隅には水を入れたコップをおいておきました。
そういえば、漆製品って湿度が低い場所だとひび割れるって聞いたことがありました。
フィンランド暮らしの際に、重箱を持って行ったのですが、傷まないか心配でしたねw

修理期間は1ヶ月くらいかな。
できあがったのが、こちらです。

taika

素人仕事なので、いろいろ難はありますが、食器として使えます。
ヨーグルトがたっぷり入るのでいいんです^^

ただし、オーブンや電子レンジ、食洗機には使えません!

赤のtaikaも欲しいなぁ。

Moi moi 😀