海外引越の思い出


Moi!
こんにちは。Naomiです。

2016年4月4日放送のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」は海外引越を担当している引っ越し作業員の方のお話でした。
磁器でできた繊細な貴婦人の人形を梱包する技術には脱帽でした。

録画したのを見ながら思い出しましたよ、自分たちのことを。
2009年当時は、海外赴任者や留学生の多い国なら書籍や体験談も多かったのですが、フィンランドへの引っ越しは情報が少なくて、引越業者さんに確認しながら、アドバイスをもらいながら進めました。

「ヨーロッパへの食品の輸入は厳しい」

はい、そうでしたね。
事前に注意事項が書かれた用紙をもらっていましたが、持っていける範囲で原材料をチェックしながら、日本のお米や食料を用意しましたね。
絶対食べたくなるって、思ったから。

けれど、ヘルシンキであれば、アジア食品を扱うお店である程度手に入ったし、日本産にこだわらなければ、お米も買うことができました(笑)
手に入りにくい食品(かつお節、昆布、わかめ、干ししいたけ、麩、粉末の出汁など)は、ぜひ持っていきたいですね。

 

「自転車の梱包」

番組ではドイツに引越されるご夫婦の方の共通の趣味が、スポーツバイクということで、分解・梱包する様子が映し出され、「自分たちと同じだわ」と思いました。

最近は、専用のダンボールがあるのかしら?自分たちで用意したのかな?

私たちが持って行った自転車は、スポーツバイク2台と折りたたみできる小径車が2台(笑)
小径車はエアパッキンで梱包したらダンボール箱に収まるのでラクでしたが、スポーツバイクは苦労しました。
分解は自分たちで行って、梱包は作業員の方たちを一緒に行いました。

ペダルの出っ張りが邪魔になるので、ペダルは外して、前輪と後輪も外しました。
ハンドルはギリギリ大丈夫だったので、保護したい部分をエアパッキンで包んだあとは、作業員さんにバトンタッチ。

ダンボールを切り開いて、自転車にぴったりのサイズで手際よく梱包していくのを見ると、「プロはすごい」って思いましたね。
分解した際は、パーツがなくならないように、丁寧に梱包するのと、組み立てる際の工具類を忘れずに。

 

船便?航空便?トランクルーム?

海外への引越って、梱包や荷出しも大変だけど、実は、荷出しまでの準備がすごく大変だと思います。

日本で使っている家電は使えないことがほとんどだから、処分するか、預けるか、一つずつ決めていかなくてはなりません。
船便は梱包した荷物の大きさで料金が決まるから、持っていくものを減らすか、圧縮するか、分解するかしなくてはなりません。

ヘルシンキで知り合った日本人の方は、赴任期間が3年以上になるからと、日本で使っていた電気炊飯器や、Wiiなどのテレビゲームも持ってきたそうです。
電気炊飯器は消費電力が大きくなるから、ごっつい変圧器も同梱していたそうです。
びっくりですわ。

 

通関書類の作成が大変

税関に書類を出さなくてはならないから、梱包するときに各ダンボール箱に何がいくつ入っているか、価格はいくらくらい(保険料を算出するのに必要)か、詳しく記入して一覧にまとめなくてはなりません。

大事な荷物を日本とは異なる環境・習慣の国に送るのだから、業者さん選びが大事になってくると思います。

チェックポイントをいくつかあげると、

  • 数社から見積もり(金額・輸送日数)をとる。
  • 価格の安さで選ばず、信頼のおける業者さんに依頼する。
  • 万が一、事故があった場合の対応を確認しておく。
  • 帰国時にも対応できるか、業者さんに確認しておく。

でしょうか。

そして、見積もりを取るのは、引越が決まったらすぐにでも依頼したほうがいいです。
船便は、届くまで日数がかかることが多いので。

Moi moi 😀