ヴァップ前夜祭


今日はVappu(ヴァップ、メーデー)の前日。
夕方から Kauppatori(カウッパトリ)にある Havis Amanda像 で盛大なイベントがあると教えてもらいました。
Töölönranta(トーロ湾)の周辺で、学生が集まっていました。
フィンランド暮らしの嫁日記-公園に集合
フィンランド暮らしの嫁日記-鳥も集合
こんな水鳥が見られる季節になったのですね。
街中ではカラフルな風船を売る人や、手に風船を持った人が大勢いました。
フィンランド暮らしの嫁日記-ストックマン前では
街をのんびり歩きながら、Havis Amanda の前に到着。
18時から始まると聞いていたのですが、17時くらいに着いてしまいました。
周辺のカフェは、どこも人でいっぱいだし、みんな楽しくお酒を飲んでいました。
行くところもなかったので、多分わざとヘタに演奏しているのであろう陽気なバンドの演奏を聴きながら、クレーンをどうするんだろう?と、考えていました。
フィンランド暮らしの嫁日記-つなぎを来た人々
つなぎ姿の学生だけでなく、一般の人、観光客が集まり始め、いつの間にか移動できなくなりました。
ちゃっかり、Havis Amanda の前に陣取りました。
17時30分頃から、何かが始まりました。
フィンランド暮らしの嫁日記-スノーマンにおまかせ
最初に登場したのはスノーマン3人。
陽気に踊りながら洗剤をつけたブラシで Havis Amanda をゴシゴシ。
フィンランド暮らしの嫁日記-ガウン姿
ピカピカ(?)になった Havis Amanda はガウンを羽織っています。
そして、冬季オリンピックにちなんだのか、冬のスポーツ選手に扮した学生たちがクレーンで吊るされて登場!
フィンランド暮らしの嫁日記-冬季オリンピック
別のクレーンから手渡された学生帽を受け取るとカウントダウン開始!
Havis Amanda に帽子が置かれると、周囲に集まった数千人以上の人たちも自分たちが持って来た同じ学生帽を一斉に振ってお祝い!
この学生帽は高校卒業の際にもらうものだそうです。いいな。ほしいな。
あまりの迫力に感激しました。
その場にいる人たちが同じ気持ちで同じ時間を共有することのパワーに圧倒されました。
フィンランド暮らしの嫁日記-記念撮影
噴水に飛び込む学生もいれば、用意周到に防寒タイプのウェットスーツを着て噴水で浮かびながら乾杯をする学生もいました。
気温は10℃くらいですよ!
今年、帽子を被せる役はヘルシンキ大学だったそうです。ヘルシンキの大学が順番にやるんですって。
Esplanadipuisto(エスプラナディ公園)は学生でたくさん!
ヘルシンキだけでなく、地方都市からもやってくるそうです。目的はナンパだとか。
フィンランド暮らしの嫁日記-エスプラナディ
あまりの熱気に酔ったのと、この後のカオス状態を想像すると、早く帰ることにしました。
フィンランド暮らしの嫁日記-風船の行方
帰りのバスから見かけたワンボックスに風船がいっぱい。
ハートの風船がキュート!