極寒の中でがんばるトラム


今朝のヘルシンキは氷点下22度!
そんな極寒のなか、夫といっしょにデザインミュージアム(Designmuseo)へ行きました。
中央駅(rautatatieasema)を出発したところで、トラム(raitiovaunu)が停車。
信号停車だと思っていたら、前の7番トラムが止まったまま。
信号が青のはずなのに動かないから「変だな」と思っていたら、運転手さんらしき人が棒を持ってレールのあたりをつついていました。
しばらくしたら黄色のワゴンがすごいスピードでやってきて、トラムの前に停車。
どうやら、レールの中に雪(氷)が詰まっているのか、動かないらしいのです。
フィンランド暮らしの嫁日記-トラブル
白い粉(融雪剤かな?)を巻いたり、がしがしつついたり。
フィンランド暮らしの嫁日記-反対からもトラム
そうこうしているうちに反対側からトラムがやってきちゃいました。
5分ほどして、7番トラムは動き出して右に曲がりましたが、点検のためにまた止まっていました。
トラムを降りてから外で10分ほど待っていたのですが、足が完全に冷えてしまいました。
気温はマイナス16度くらいでしたが、めずらしく風が吹いていたので、とても寒く感じました。
そのまま我慢していたら、凍傷になったかもしれません。
カフェであたたかいコーヒーやココアを飲みながら、
「こんな日に日本から来た観光客は大変だろうね。どこも行けないだろうし」
と心配しました。
東フィンランドのクーモ(Kuhmo)では、19日(金)夜にマイナス41.3度を記録したそうです。
冬の最低気温の記録を更新したそうです。
来週は寒さが少し緩和するみたいですが、氷点下10度くらいの日は続くので、フィンランドに来る方はアンダーウェアを1枚多くした方がいいでしょうね。
22日(月)~26日(金)は学校が冬期休暇になるので、交通機関の運行はいつもより少なくなるようです。