新居への引越し


ようやくホテル暮らし(アパートメントホテル)とおさらばです。
朝ごはんを食べて、支度をしていると、呼び鈴が。
はて、誰だろう?と思って出たら、清掃スタッフだった。
「今日、チェックアウトよね?何時ぐらいに出る?」と聞いてきた。
「12時までには出る」とカタコト英語で応対。
荷物は、トランク1個と段ボール2つ、その他バッグが3~4つ。
段ボールはキャリーに固定していたけれど、乗り物に乗る時は持ち上げないとだめなので、夫ががんばってくれました。
4番のトラムに乗って、中央駅へ。
そこから71番のバスに乗って30分。
最寄りのバス停で降りてアパートに到着。
アパートの表札には、すでにFamily Nameが入っていました。
ちょっと嬉しいわ。
荷物をばらして、各収納にしまっておしまい。
夫は衣類の片付けよりも先に、ネット接続。
今日は職場を休んでいるし、メールもあちこちから届くからわかるけど、荷物を片付ける方が先では。
お昼過ぎには片付けが終わったので、アパートの世話役さん(Caretaker)に挨拶しようと、夫が電話。
すると英語がわからないらしく、奥さんにチェンジ。
10分後にあいさつに行くね、と約束。
そして、建物を出たところで、奥さんと出会いました。
気さくな方で、洗濯機の設置を相談したら、すぐに建物の何でも屋さんのおじさんを呼んでくれました。
奥さんとそのおじさんの会話はフィンランド語だったので、さっぱりわからず。
けれど、電気屋さんで勧めてもらった洗濯機の仕様書と価格を見せたところ「499ユーロは高い!」と言って、おすすめのお店を紹介してくれた。
Vantaa(ヴァンター)のGIGANTTI(ギガンッティ)という電気屋さんが安くていいそうです。
あいさつの後、近所のスーパーでいろいろ買い物。
食料だけでなく、洗剤や掃除道具も購入。
4時以降にIKEA(イケア)で買った荷物が届く予定だったけど、今日中に湯沸かし電気ポットは欲しいということになり、大きなショッピングセンターっぽい所があったから、そこまで、私1人で見に行くことにした。
PRISMA(プリスマ)というショッピングセンターだったのですが、ヘルシンキに来て今まで見たスーパーマーケットの中で1番大きい!
日本で言うと、イオンやYouMeタウンの専門店街を減らした感じ。
1階は、巨大な食料品売り場とAlko(アルコ)という国営酒店、美容院、Elia(エリサ、インタネットプロバイダー)、Tiimari(ティーマリ、雑貨屋さん)で、2階は衣料品、寝具、電化製品など、このお店で日常必要なものがすべてそろいます!
湯沸かし電気ポットとトースター、iittala(イッタラ)の赤色ティーマの皿を買いました。
バスもあったけれど、てくてくと20分、歩いて帰りました。
アパートに着くとitellaのトラック。
「あっ!荷物が来たのね!」
お兄さん2人でシングルマットレス2台、組み立て用テーブルなどなど降ろして、エレベーターに乗せていました。
さあ、二人で組み立て開始!
夫も私も、組み立て系は好きなので、グリグリとねじを締めて行きました。
ベッド、椅子、テーブルを組み立て、暗くなる前に何とか照明器具を取り付けることができました。
実は、家保険(日本で言う火災保険)に加入していないので、ドキドキ。
このアパートがある地域は、英語を話せる人が半々くらいなので、フィンランド語の勉強が必要です……ふう。